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マクロの基礎:作成したマクロを変更する

マクロの自動記録機能で作成したマクロは、実際にはVBAというプログラミング言語で記述されており、その内容は、VBE(Visual Basic Editor)というマクロを編集するアプリケーションで確認できます。
作成したマクロの内容を変更するには、VBEを起動し、VBAで記述されたプログラムを編集する必要があります。しかし、VBAで記述されたプログラムを編集するには、 VBAについての知識が必要とされます。ここでは、作成したマクロの内容を確認し、簡単な編集の方法を解説します。


作成したマクロを変更する
マクロの記録で作成したマクロをVBEで確認すると、プログラミング言語が表示されます。
「Sub 削除()」から「End Sub」までが[削除]というマクロとなります。

[マクロ]ダイアログボックスの[説明ボックス]に入力した内容がコメントとなって緑色で表示されており、マクロ記録で記録された操作は、 VBAのプログラミング言語で2行のコードとして記述されています。上のマクロの意味は以下のようになります。


@ Range("B16:E18").Select
下矢印
@ セル範囲B4からE7を[Range("B16:E18")]選択する[Select]


A Selection.ClearContents
下矢印
A 選択範囲の[Selection]データを削除する[ClearContents]


マクロを編集するには

マクロの編集を行うには、VBEを起動して、作成したマクロの内容を表示します。マクロの内容を表示することで、マクロの名前やマクロで処理するセル範囲などを変更することができます。

VBEを起動する

VBEを起動して、マクロを編集するには、[マクロ]ダイアログボックスを表示して編集するマクロを選択し、[編集]ボタンをクリックします。 自動的にVBEが起動し、選択したマクロの内容が表示されます。

マクロを登録したブックを表示しておきます。 VBEの起動

@[ツール]をクリック

A[マクロ]に合わせる

B[マクロ]をクリック


ショートカットキーで[マクロ]ダイアログボックスを表示する
[Alt]+[F8]キーを押すと、[マクロ]ダイアログボックスを表示することができます。

[マクロ]ダイアログボックスが表示されます。 [マクロ]ダイアログボックスの表示


C編集したいマクロを選択

D[編集]をクリック


開いているほかのブックのマクロを編集する
複数のブックを開いている場合で、[マクロ]ダイアログボックスの[マクロの保存先]が[開いているすべてのブック]のときは、 すべてのブックのマクロが表示されます。アクティブなブックのマクロは、マクロ名のみ表示されますが、 アクティブでないブックのマクロは、[ブック名!マクロ名]と表示されます。 [マクロの保存先]でブック名を指定すると、指定したブックに保存されているマクロだけが一覧で表示されます。

VBEが起動し、選択されたマクロの内容が表示されます。 VBEの起動



マクロ名を変更する

VBAでは、先頭行にある「Sub」の後ろにマクロ名を指定します。 ここでは、先頭行にある「Sub 削除()」の「削除」がマクロ名になります。 マクロ名を変更するには、この「削除」の部分を変更したい名前にします。

マクロ名を変更するマクロをVBEで表示しておきます。
マクロ名を「削除」から「クリア」に変更します。
マクロ名の変更

@[削除]の部分をドラッグして選択

A「クリア」と入力

マクロ名の変更

マクロ名の変更が済んだら、Excelの画面を表示しブックを保存しておきます。



マクロの内容を変更する

作成したマクロの内容を変更するには、VBAのコードを直接編集します。 マクロで処理するセル範囲だけを変更し、そのほかの処理はそのままにしておきたい場合に、セル範囲だけを変更してもう一度マクロを記録するのは面倒です。 そのようなときにはVBEを使ってマクロの内容を変更すると便利です。ここでは、例としてセル範囲を変更します。

削除する範囲をセルB16〜E18からA16〜E18に変更します。
マクロの内容の変更

@[B16]の部分を選択し、「A16」と入力

内容の変更が終わったら、Excelの画面を表示してブックを保存しておきます。

修正内容を間違えた場合は
マクロの内容を間違えて修正してしまった場合は、[標準]ツールバーの[元に戻す]ボタンをクリックして修正した内容を元に戻すことができます。



Excelの画面に切り替える

VBEの画面からExcelの画面に切り替えるには、VBEを起動したままExcelの画面に切り替える方法と、VBEを終了してExcelの画面に切り替える方法があります。

VBEを起動したままExcelの画面に切り替える
VBEを起動したままExcelの画面に切り替えるには、[表示 Microsoft Excel]ボタンをクリックします。
Excelの画面に切り替える

@[表示 Microsoft Excel]をクリック

Excelの画面に切り替わる

Excelの画面に切り替わります。

タスクバーを使用してExcelに戻るには
タスクバーを使用してExcelの画面に切り替えるには、タスクバー上の[Microsoft Excel]ボタンをクリックし、表示されたメニューから切り替えたい ブック名をクリックします。タスクバーのボタンがグループ化されていない場合は、Excelブックのボタンを直接クリックします。

VBEはExcel付属のアプリケーション
VBEは、Excelに付属しているアプリケーションです。そのため、VBEを起動したままExcelに切り替えた場合でも、Excelを終了するとVBEも同時に終了します。


VBEを終了してExcelの画面に切り替える
VBEを終了してExcelの画面に切り替えるには、メニューから[終了してMicrosoft Excelへ戻る]を選択します。

VBEを終了してExcelの画面に切り替える

@[ファイル]をクリック

A[終了してMicrosoft Excelへ戻る]



[閉じる]ボタンで終了する
VBEのタイトルバーにある[閉じる]ボタン(右上の×)をクリックしても、VBEを終了できます。

VBEを終了してExcelの画面に切り替わる

起動していたVBEは終了し、Excelの画面に切り替わりました。



マクロを削除するには

不要なマクロを削除するには、[マクロ]ダイアログボックスで、削除したいマクロを選択して[削除]ボタンをクリックします。
不要なマクロを選択

@[ツール]メニューの[マクロ]→[マクロ]をクリック

A削除するマクロをクリック

B[削除]をクリック


削除を確認するメッセージが表示されるので、
はいを選択

C[はい]をクリック

選択したマクロが削除されます。


VBEでマクロを削除することもできる
VBEでマクロの削除を行うこともできます。 削除したいマクロをVBEで表示し、「Sub」の行から「End Sub」の行までをドラッグして選択し、[Delete]キーを押して削除します。